師走に駆け込んできたVOX AC30 6TBの真空管交換です
「音量が前より小さくなった」という症状です
朝晩の冷え込みがキツいですね
風邪をひかないよう気をつけましょう
今回は、4日前に産まれたニューSLIP!!ギターを紹介します
SLIP!!の記事が連続しますが、お付き合いいただければ幸いです
今シーズン最強寒波によって各地、かなりの冷え込みですね
今年も宿敵、冬将軍との闘いです
このブログでは産まれたSLIP!!を紹介させていただいてます
昨今はSTタイプやTelyタイプ、JBやPBが中心です
過去に記事にしたんですが、Jazzmasterタイプも制作しました
(※Les Paul、SG Custom、ES-335も制作しました)
NEW SLIP!! Stratocaster Typeの紹介です
神田ジョン氏(PENGUIN RESARCH)からオーダーいただいた、2本目のストラトタイプです
とにかく赤いです
とにかく紅いです
「紅だーっ!!」
1本目はブラックカラーで統一、ゴールドパーツにメイプル指板でしたが、2本目はローズ指板です
先日の名古屋でのライブでステージデビューしたかと思います
神田ジョン氏のTwitterで、ヘッドのみの写真とステージに並んだ写真がありましたね
では、クローズアップしてみます
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師走に突入しましたね
今年も残す所1ヶ月を切りました
かねてより開発し販売に向け準備をしていたエフェクター、PINK BOOSTER
PINK BOOSTERとは何ぞや?と
それについてはまたご説明します
完成もしてないのでネット上に情報を出す事もなく、プロトタイプを店頭で試奏していただいておりました
ただいま巻きで制作してますので、ご予約いただいている十数名の皆様、もうしばらくお待ち下さい
Twitterでは箱詰めの行程の写真を小出しにしてました
せっかくなんでブログに書き置いておきます
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かねてより作ろうと思っていたピックアップチェッカーをDIYで作ってみました
以前、記事に書かせていただいたSLIP!! Custom Telyタイプの続編です
その記事の中に書かせてもらったSLIP!! Guiatrsハンドメイド公開大作戦です
SLIP!!ギターはビルダーの氏が1から全てを手作業で行ないます
機械は使いますが、人間の手でやっているのでハンドメイドという意味に違いはありません
美味しんぼ72巻の第7話に同じような内容がありますね
脱線ですね
でわでは、木材(楽器になる為の物)がギターになっていく過程を、自分のオーダーを使って紹介させてもらいます
まずはボディからです
先日の雨の後、また気温が下がりましたね
週末は西高東低が強まり前線の影響で雪も降る地域があるらしいので、暖をとって過ごしましょう
以前の記事、Fenderデカールでブラックライトを当てる遊びを紹介させていただきました
もう変態の境地と言われるでしょうがかまいません
今回はその他の部分にブラックライトを当てて遊んだ内容を写真と共に紹介させていただきます
長くなるんで前編後編に分けようかと思いましたが、一気にお見せした方が良いと判断したんで全部書きます
最後まで読んでいただければ幸いです
Fenderデカールからの流れでまずは初級編としてピックガードです
トートイズシェル(鼈甲柄)の物は本物かどうか、見れば一目瞭然ですが、写真だと判断しにくいんですよね
まずはストックしている59年のPrecision Bass
濁ったように白く光るんですよね
セルロイド材で作成した物で75年のJazz Bassに取り付けた物です
新しいながら、それなりに見えますが、ぐちゃっとした模様が1枚の層になってるんでブラックライトを当てると
濁ったような白光りをしません
SLIP!!に使用したセルロイドの物はそれぞれが分かれた(下から白/黒/白/赤の模様)4層の物です
ブラックライトを当てると
表面が白光りをしませんが立体感があり層で分かれている事が分かります
Gibson(Epiphone)の(黒に見えますが)鼈甲柄のガードです
鼈甲の模様がハッキリ分かります
J-45(62年途中以降のGibsonアコースティックギター)につけられているガードです
特にこれといって得られる物がありませんでした…
続いて、Gibsonギターに取り付けてあるパーツにいってみましょう
パーツの中で特にコントロールノブはオリジナルかどうかを見分けるのにブラックライトが必要です
冒頭の写真の60年製ES-345です
ブラックライトを当てると
この写真のように緑がかった白光りをします
ライトの角度を変えてもう1枚
ストックしている83年のLeo’s Vintage Les Paulのノブです
はい、光りません
前回のHistoric Makeoversのノブは交換してなく、元々取り付けられた物を流用してますんでブラックライトを当てると
はい、光りません
ヴィンテージパーツしか光らないのではなく、クローンパーツに力を入れているメーカーの物は例外です
ストックしているMAX Les Paul Replicaです
インターネットには載せてませんので、弾いてみたい方はお店に来て下さい
めちゃくちゃええ音です
脱線しましたが、某有名ブランドの物が取り付けてあります
ブラックライトを当てると
光ってまうんです
では、どう見分けるかです
ノブを外してにおって下さい
本物は臭いです…
60年代のノブも見ていきましょう
まずは64年のSG Specialです
透明な部分が光ります
69年のLes Paul Deluxe Conversionです
SG Special同様、透明な部分が光ります
ストックしている50年代のパーツです
いつか売りに出すかもしれません
スピードノブです
分かりやすく光りますね
50年代のP-90と68年頃のP-90です
特にこれといって得られる物がありません…
気を取り直して、50年代のエスカッションとピックガードです
ピックアップカバー同様、特に得られる物がありませんでした…
これで終われないんで69年のLes Paul Customを使ってある事をお伝えします
まずクローズアップする部分はここ
ブラックライトを当てると
腕が当たって塗装が剥がれている事が分かります
続いて
切り替える際に手が当たってたんでしょうね
ネック裏です
ブラックビーム
ネック折れ(ナット裏付近)の確認をする時にブラックライトを使ったのが最初で、黒の塗装の物はブラックビームによってクッキリハッキリ塗装の下の杢部が見えてしまいます
折れてませんよ
折れてたら傷がハッキリと現れますからね
Gibsonギターでヘッドにシリアルの刻印がある物で、塗装が厚くて数字が読み取れない物もありますよね
69年のL-7Cのヘッド裏です
ここにブラックライトを当てると
ハッキリとシリアルナンバーが分かります
興味を持たれた方はブラックライトを購入してご自身のギターで試してみて下さい
nagase
雨が降る度に気温が下がるという事で、今週末はかなり冷え込むみたいです
皆様、暖をとってお体にお気をつけて下さい
今回は私が大阪にいない間に、ネットに上がる事もなく嫁いでいったメイクオーバーを紹介させてもらいます
先日、ケーブル一式制作のオーダーをいただきました
何種類かある物の中で定番の物をつないでアンプの出音をチェックし、Belden#9778に決定
という事で、Switchcraftのモノラルコネクタとまとめてお取り寄せ
久しぶりやし、せっかくなんで記事にしてみます
朝晩の寒暖差のひらきで体調を崩されてませんか?
来週半ばはこの数日より西高東低で更に冷えるので、お体に気をつけてお過ごし下さい
今回はヴィンテージ物に貼ってあるブランドロゴとモデル名、パテントナンバーの表記された【デカール】について書いてみます
秋晴れが続き快適な日々が続きますね
先月入荷した大量のギター、その中のExplorer 1st Reissueの納品が先日終わりました
オリジナルフレットが元々低い為、今後の事を考え交換してお渡ししました
枯渇していたハカランダ材を捕獲しました!!
先週末、台風通過でしたが、また台風が発生しましたね…
今週末、また日本に接近するそうですが、大きく逸れる事を願います
タイトルでお分かりですが、Gibson社がある一時期に国産のペグを使っていました
ご存知の方もおられると思いますが、今回はその事について書いてみます
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日本のジミヘンといえばこの方をおいて誰がいるでしょうか?
そう、Shigeo Hedrix Nakano氏でしょう
今回はShigeo Hendrix Nakano氏によるデモ演奏動画をご紹介します
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台風が北上中でこの時期の台風は勢力が強く、過去に各地で大きな被害があったとTVで取り上げられてますね
大事にならない事を祈るばかりです
そんな雨脚が強まっている本日、Mokelembembeのギター/ヴォーカルの井澤聖一君が調整でSLIP!! Tely Typeを持って来てくれました
2016年、昨年の11月半ばに完成したギターです
完成時にアップした記事があるんで、そちらも見てみて下さい
井澤くんに渡って初の調整です
11ヶ月、何の調整もしておらず、さてどうやろ?とまずはネックをチェック
何の問題もありません
冬〜春〜梅雨を過ぎ、猛暑の夏〜急激な温度変化からのー連日雨の悪条件の中、そんな事おかまいなしに強固な意志を持ったようにド真っすぐです
1、2弦のピッチが少々ズレてた事と、ポットのガリとジャックのワッシャーの緩みを補修して完了
コードの響きが奇麗になり音も明るくなりました
SLIP!!はギタートライブのオリジナルブランドですし、当店でご購入いただいた楽器の調整は無料です
では、約11ヶ月経過したテリータイプをクローズアップしましょう〜
王道ともいうべき、バタースコッチブロンドカラーにブラックガードの50年代初期スタイル
ボディトップ側の傷です
ピッキングによってネックピックアップのクロームメッキ、指板エンド部の塗装が擦れ杢部もちょっと削れてます
ボディバックです
1ピースアッシュ材?と見間違える杢目で、ほんまに1P?となってセンターのつなぎ目をあれやこれや探しました
センターブックマッチの2Pアッシュです
ボディバック、エッジ部分の傷です
指板の塗装は薄くなって所々杢肌が現れて黒ずんだ所もあります
フレットはボコボコにすり減ってます
要擦り合せです
ボディエンド部にも傷がありました
1年を経過せずに良く成長しており、鳴りもアンプからの音も抜群に良くなってます
今後の成長も楽しみですね
Mokelembembeオフィシャルサイトはこちら
SLIP!! official siteはこちら
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