好評いただいているGUITAR TRIBE ModifiedのIbanez TS808 Type:3ですが、長らく改造作業が止まっていたましたが、今月中旬から再開して本日残りの7台を入荷しました!!
山岸竜之介君によるヴィンテージギター&アンプのデモ演奏
山岸竜之介君によるヴィンテージギター&アンプのデモ演奏です
令和元年の今年に成人を迎えたばかりで、今後は10代とは違う魅力を見せてくれる事に期待です!!
今回は2本のギターを、それぞれFenderの名器のアンプを使い、極上のサウンドを聞かせてくれます
もちろん、そのプレイも必聴です!!
動画1本目はFender 1958 Telecaster 1953 Parts Mod.とFender 1959 Tweed Bassmanの組み合わせです
続いて2本目はGibson 1967 ES-355TDSVとFender 1966 Super Reverb Ampです
竜之介君のスライドプレイにご注目あれ
成人を迎えた20代、今まで以上の躍進を期待します!!
皆さんも竜之介君の応援をよろしくです!!
■山岸竜之介Official WEB Site:https://www.ryunosuke-gt.com
■山岸竜之介Officia Twitter:https://twitter.com/ryunosukeguitar
■Instargram:https://www.instagram.com/ryunosukegu…
■LIFE IS GROOVE Official Site:https://www.lifeisgroove.com
nagase
SLIP!! 5st Precision Jazz Bass Active
SLIP!! 5st Precision Jazz Bass Activeのメンテナンスです
プレベボディにジャズベースピックアップレイアウトって何て呼んだらいいんでしょうかね?
SLIP!!では過去に2本、オーダーいただいた5弦ベースを製作した事があります
Gibson SG Jr.がSpecialに成る
○○○に俺はなるっ!!と言った訳ではありませんが、SG Jr.がSG Specialになりました。
半月前までストックしていたGibson 1967 SG Juniorが旅立つこの機会にワンランク(?)上位モデルのSG Specialになりましたあり日の姿です
詳細画像はオンラインショップページでご確認ください
今回は、そのJr.がどういう修行をしてSpecialになったかの軌跡を写真と共に振り返ってみますオラ、ワクワクすっぞ!!
SG Jr.モデルとSG Specialモデルの違いについて、当然ながら皆さんご存知と思いますので割愛させていただきます
ネックピックアップのVOLUMEとTONEに加え、ピックアップセレクターの増設の為に当店ストックの1963年のSG Specialから形どった治具を作成して穴を空ける位置を決めます
コントロールキャビティ内には、その当時のSGギター全てに共通利用できるアースプレートがあるので微調整をして穴を空けます
ポットとセレクタースイッチを仮止めで取り付けて再確認
まずは第一関門突破です
配線を綺麗にハンダ処理をして接戦
コンデンサはMNP(manufacturer’s part number)の違う当時のSPRAGUE Black Beauty
コントロールノブを取り付けます
続いてピックガード制作
オリジナルのピックガードと同形状のプラ板を作ります
ネジ穴の位置を決めます(写真は作業後の物)
ネジを通してボディのネジ穴と合うように微調整
ちょっと拡大
続いてスタッドの穴の位置も空けてバーブリッジを装着
ピックアップの穴を荒削りの状態 この後、綺麗に形成していきます
ネックピックアップの位置に炭付けをして、キャビティの形状をガイドラインに薄く跡をつけてからボール盤で荒削り
ノミでガイドラインに合わせて削っていきます
ノミで綺麗に形成していきます
ピックアップのリード線を通す穴を空けます
リード線を通してみます
アジャストポールピースの通る穴を空けます
ブリッジピックアップのキャビティのように、ユーザーによってピックアップを上げ下げする為のスペースは一切作らず、ピックアップがボディへ密着する分だけ削り、ポールピースで調整するように加工してもらいました
いわゆる、ダイレクトマウントってやつですな
このダイレクトマウント状態がめちゃくちゃええんですよ
アンプから音を確認した時、不思議な音色を放ってくれました
ヴィンテージGibsonギターの、P-90ピックアップがボディへダイレクトマウントした音なんて初めて聞いたんで形容しがたいです…
音のウネリ?と言うんでしょうか?
音の原音と反響音とだけではないナニかが不思議なウネリを空間に発生させました
ネックポジションとミックスポジションだけで、ブリッジポジションのP-90では出ないんですよね
ネックポジションのP-90はSLIP!!ビルダーの氏が1から制作した物で、内容は企業秘密で
ではでわトライアーに戻りまして、ピックガードを装着します
弦を張って完成
と、思いきや、ナットの溝が低くなっていてビビり気味なんで作成し交換
再度、弦を張って調整して完了です
量産期に入る前のSG Juniorとして作られたボディだったので、作業に時間はかかりましたが、ボディへダイレクトマウントしたピックアップの不思議な音が聞ける貴重な経験でした
このサウンドを聴いてみたい方は、大阪のファンキーな3人組バンド赤いアフロのライブへ足を運んでみてください
数日前に納品したんで過去の音源では聞けませんよ
直近のライブは南堀江knaveで5月27日(月)に行われる入場無料ライブイベント「knave 17th Anniversary supported by Heineken GOLDMEMBERS 2019」です!!
nagase
New SLIP!! Precision Bass Type Olympic White/1P Maple Neck
4月に桜隠しの日がありましたが、また暖かくなり春を感じるようになりました
そんな中、New SLIP!!の誕生です
今回はかなり久しぶりの1ピースメイプルネックのプレジションベース!!
店内照明の下なんで少し塗装焼けで黄ばんだように見えますが、実際には写真より白いです
72年のプレベから採寸したネック、3プライホワイトピックガード、70’sスタイルブリッジサドルという、70年代を意識したオーダーです
ボディバックの写真ではネック裏のスカンクラインが印象的です
おや?追い柾目かな?
追い柾目のネックかと思いきや、クォーターソーン(木材を柾目状に切り出す手法)のネックでした
実は、ネックを製作中にビルダーの氏が納得のいかない事情(あえて聞いてません)があったらしく、作り直してこのネックになったそうです
指板側を見てみましょう
クローズアップしてネック表面をヘッドからネックエンドに向かって見てみましょう
4枚の写真から柾目特有のプツプツした杢目が確認できますね
ネックの塗装は通常2回だけ吹くんですが、塗装焼け(黄ばんだ)の色合いを出して欲しいとの事で、着色したクリアを1回、合計3回吹いてます
3回吹いてますが、それでも塗装は薄いです
ご来店いただき、ケースを開けてもらいご対面
おぉ〜!!という歓喜の声
こちらでギタートライブ的な調整はしたんですが、好みのセッティングになるようにディスカッションして調整
ご満足いただけました〜
NEW SLIP!!の記事で毎回書いておりますが、生まれたてのベースギターとは思えない素晴らしい鳴りと音です
SLIP!!のギターやベースギターのオーダーをお考えの方の参考になれば幸いです
SLIP!! official Siteはこちら
nagase
Sprague Black Beauty 0.022μF 400V交換 Part.2
昨日の続編という訳ではないんですが、今日も交換したんで書いてみます。
今回はGibson Les Paul Special 2016 Japan Proprietaryです
デッドストックのブラックビューティー、Sprague 0.022μF 400V実測値は0.027μFです。
交換前にお客さんにしばらく音を出して音を耳の記憶を残して動画にもおさめときましたそれでは作業開始です。
バックパネルを外してキャビティ内を確認。
おいっ!!コンデンサどこや?目をこらすといました。
お豆さんやん…
ヴォリュームポット入り口からトーンポットの入り口に線が入ってたんで「何やこれ?」付いてた線は足を折り曲げる代わりにアースとして使用マスキングテープでケーブル類を回避させながら何とか取り付け完了
さっきまで音出ししていたアンプでサウンドチェックです
一発で音抜けが良くなったと分かっていただけました
動画におさめて交換前と交換後を比較しても音抜けの違いは明確です
更に艶っぽさも足されて満足いただけました。
お豆さん、ご苦労様でした
nagase
Sprague Black Beauty 0.022μF 400V交換
暖かなったり寒くなったり、いまいち天候が定まりませんね
体調管理に気をつけましょう
先日、福岡店への出張時、前から交換をお願いされていたコンデンサを取り付けたんで記事にします
先月に数セットを販売開始したデッドストックのSprague 0.022μF 400V a.k.a. Black Beauty。Twitterでも紹介しました
Twitterを見たという事で連絡をもらいました
今回はその内の1セットを2000年代前期のGibson Les Paul Standardに取り付けます。0.022μFとプリントされてますが、実際にはその数値よりもあります。
実測値は個体によって様々です
実際に0.015μFプリントの物が0.022μF位あったりします
今回は実測値0.026μFマッチドペアの物を取り付けます
キャビティ内は既に手を加えられていて、ポットやケーブルが交換してありますな
着いてたコンデンサをはずしブラックビューティに交換
デッドストック品なんで足がすんげぇ長いんです
これをカットしてしまうのがもったいなくて干渉しないように曲げて取り付けます
貧乏性なんです…わて
交換後にサウンドチェック!!音色が変わるのは大前提で明白です
雲の隙間から光が差すかのように一気に音抜けが良くなり、艶っぽさと色気のある音色になりました
交換前に比べ飛躍的に音は良くなりました
毎度この作業の時に思うんですが、ピックアップを変える事より安くで音色を変えれるなぁ、と0.027μFマッチドペアが2セット残ってます
ご検討の方は是非是非〜
GUITAR TRIBE Online Shop Parts Page
nagase
Reverb Unit
SLIP!! Stratocaster Type SSHメンテナンス
2月も下旬に近づく今週より、全国的に気温が上がって3月中旬の気温になり明日火曜日からは雨の日が多くなります
という事で、ギターの、特にネックに変化が生じる事があるので、お持ちのギターをチェックしてみてください
今回は去年の7月に誕生したSLIP!! Stratocaster Type SSHのメンテナンスです
オンラインショップページのカテゴリー追加
ご無沙汰してます
本日は節分、大寒も終わり明日から立春
夕方〜今夜には気温も上がる天気予報ですな
今回は、GUITAR TRIBEオンラインショップページにカテゴリーを追加したんで紹介させてもらいます
Gibson Historic 1952 Les Paul Modelのパーツ交換
ヴィンテージギターパーツ
TS808 Tube Screamer GUITAR TRIBE Modified TYPE:3販売開始!!
TS808 GUITAR TRIBE Modified TYPE:3再販決定!!
前回の記事でご紹介しましたが、遂に完成しました!!
TS808 GUITAR TRIBE Modified TYPE:3再販決定です!!
デッドストックのコンデンサが底を尽きましたが、それに変わる代替え品がみつかりました
前回の20台限定というのは、このコンデンサの数で作れる台数が決まっていたんです
代替え品が見つかったはいいんですが、今度はオペアンプの数に限りがあるんです…
デッドストックのオペアンプがあれば話は別なんですが、今回の20台が最後になるかと思います
前回買い逃された方々に連絡、店頭で待たれていた方に優先して20台のうち数台お譲りさせていただきました
現在制作中でして予約受付中です
ご注文はこちら
特設サイトはこちら
ご注文、こころよりお待ちしております!!
nagase
Tube Screamer GUITAR TRIBE Modified
Tube Screamer GUITAR TRIBE Modifiedシリーズとして、過去にTYPE:1、TYPE:2、TYPE:2 MALAYSIA Specialへと進化していき、完成版のTYPE:3に至りました
季節の変わり目
台風一過、今回の24号も21号同様に爪痕を残していきましたね
停電と断水を強いられた者として、いち早く復旧する事を願っております
今回は季節の変わり目に起こる変化について書いてみます
Telecaster買います!!!!
今週末、また台風がやって来ますね…
21号の時はほんまにまいりました…
私の住む地域は停電と断水によって何日か不便をせざるをえなかったんで、今度は備えに備えておきます
大事がなければそれにこした事はないですが、皆様も備えの準備をして下さい
と、前フリが長くなりましたが、今回は買います告知です
ヴィンテージテレキャスターに限らず、新旧問わず、Fender以外の物もガンガンに買います!!
Fender 1971 Telecaster 3 Tone SB "RARE" Alder Body
台風19号、20号が同時に日本へ迫って来てますが、どうぞおひきとりください
今回はストックしているテレキャスターについて書いてみようと思います
デジタルノギスが乗ってるんで、もうお気づきの方もおられると思いますが、まずはTelecasterの基本的な事からいってみましょう
Fenderを代表するTelecasterは1950年にBroadcasterとして世に登場しました
Gretsch社にBroadkasterというドラムがあった為に改名したのがTelecaster
基本スペックはボディにアッシュ材を使用しす。
後年に様々なバリエーションモデルが登場します
1959年に発表されたCustom Telecasterはアッシュ材に変わりアルダー材が使用され、ダブルバインディングボディにサンバーストカラーが標準です
マホガニー材やポプラ材使用したThinlineも存在が確認されています
基本カラーはシースルーブロンドでアッシュ材の杢目が透けて見えるような塗装です
様々なカスタムカラーの個体もありますが、Telecasterはその中でもサンバーストが1番希少です
ストックしてるTelecasterのスペックは、基本スペックから大きく外れた物です
前述のサンバーストカラー、ボディ材はアルダーという、Custom Telecasterのスペックを持った個体ですがテレキャスターなのでバインディングはありません
だけではないんです
長くなりましたが、ここでデジタルノギス
テレキャスターは個体差はありますが、1.8インチ(約4.57mm)の厚みとされています
まずは挟んでHOLDを押して取り外して数値を確認
挟んだ時に見えた数字より0.1mm小さくなりましたが【45.2mm】(45.3mm)です
個体差の範囲です
カスタムテレキャスターはテレキャスターに比べ、ボディの厚みが1/8インチ(約3.18mm)薄いとされています
これは個体差なんでしょうね、より薄いです…
基本にはTelecasterの音ですが、ボディ材、厚みの相違によって絶妙な違いがあります
主観になってしまいますが、アッシュ材に比べて暖かみがあり中低域に厚みのあるサウンド、本家Custom Telecasterに比べレンジが広く感じます
6弦開放でEを♫とスタッカートで弾くと名盤から聞こえて来るあの音と全く同じです
調整でとことんまで追い込んだので、音量やなくて倍音がうるさいです
TelecasterともCustom Telecasterとも一線を画した独特のTelyサウンドを是非ご体感ください
ギターの詳細はこちら
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