Gibson 1968 B-15 入荷

今回はGibson B-15のご紹介です。

御年44歳ですが、今も変わらず美しい美貌を保っています。



同年、又はそれ以前に制作されたギターの大半はウェザーチェックが入り、

打痕、擦り傷等何かしらダメージを受けています。

しかし、このギターは産まれたてのコンディションを保った奇跡の1本です。

諸説色々ありますが、LG-0の後継機種として、ステューデントモデルとしてスモールヘッドで統一、大量生産体制での効率を考えて加工を少なく等。

どれも当てはまりそうですが真実は如何に?

現にLG-0は70年まで生産されていますので後継機種論は外れるかもしれません。

B-15は67年〜72年の間製作されていました。

このモデルには決まった仕様がない為、スプルーストップの物もあります。

この辺は大量生産体制の匂いがします。

オールオリジナルの上、美しさに満ちた美貌ですが、音はやはりヴィンテージです。

アジャスタブルブリッジ(このギターには杢製サドルブッリジ搭載)の、

パーカッシブでアタック感が強く、オールマホガニーの乾いた音が魅力です。

それでいて倍音量もしっかりとあります。

付属のハードケースは新品で購入時にセレクトした物でしょう。

タグに「B-15 W/HC」と書かれています。

ステューデントモデルと侮るなかれ、これぞまさしくヴィンテージギターですぞ。

nagase

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