今回はGibson 1963 LG-0のご紹介。
前ストックのダークブラウンカラーとは異なり、今回のLG-0はマホガニーナチュラルの物です。
指板のハカランダさんは柾目が真っすぐでとても美しい杢目です。
あまりの美しさに「うおぉ〜!!」と声を上げてしまいました。
では早速音を聞いてみましょうとネックを握った瞬間、これはものっそい硬いネックやと分かりました。
トラスロッドの写真を見て頂ければ分かって頂けると思います。
適度に肉厚のあるのでとても握りやすいです。
ジャラ〜ンとかき鳴らすと『!?』となりました。
LG-0は常にストックしているので音の方向性はよく分かっているんですが、このLG-0は過去取り扱った物とは異なる鳴り方をしました。
写真を撮りながら細部を、割れた箇所等注意深く探り探りして解明していて分かった事があります。
本来、ラダーブレイシング構造 ( ボディーに対して横にまっすぐ ) ですが、このギターはLG-2同様エックスブレイシングになっていました。
サウンドホールからブリッジ下を手で確認してみると、大きくX字になっており、Xの間を細かくボディエンドに向かって何本も小さなブレイシングが取り付けられていました。
これは改造されとると困りましたが、奇跡的にエエ音になっているので困る事をやめてみました。
どうやらボディバックをはいで作業した様です。
この作業だけでも時間もモディファイ代もかなりかかりますな。
説明文にも書かせてもらいましたが、Gibsonアコースティックギターのサウンドを表現する代表の言葉、「枯れた」「乾いた」音そのままに、きらびやかでリッチな鳴りになっています。
Martin17シリーズの様なサウンドに感じます。
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nagase