ヴィンテージパーツにブラックライトを当てる

先日の雨の後、また気温が下がりましたね

週末は西高東低が強まり前線の影響で雪も降る地域があるらしいので、暖をとって過ごしましょう

以前の記事、Fenderデカールでブラックライトを当てる遊びを紹介させていただきました

もう変態の境地と言われるでしょうがかまいません

今回はその他の部分にブラックライトを当てて遊んだ内容を写真と共に紹介させていただきます

長くなるんで前編後編に分けようかと思いましたが、一気にお見せした方が良いと判断したんで全部書きます

最後まで読んでいただければ幸いです

Fenderデカールからの流れでまずは初級編としてピックガードです

トートイズシェル(鼈甲柄)の物は本物かどうか、見れば一目瞭然ですが、写真だと判断しにくいんですよね

まずはストックしている59年のPrecision Bass

濁ったように白く光るんですよね

セルロイド材で作成した物で75年のJazz Bassに取り付けた物です

新しいながら、それなりに見えますが、ぐちゃっとした模様が1枚の層になってるんでブラックライトを当てると

濁ったような白光りをしません

SLIP!!に使用したセルロイドの物はそれぞれが分かれた(下から白/黒/白/赤の模様)4層の物です

ブラックライトを当てると

表面が白光りをしませんが立体感があり層で分かれている事が分かります

Gibson(Epiphone)の(黒に見えますが)鼈甲柄のガードです

鼈甲の模様がハッキリ分かります

J-45(62年途中以降のGibsonアコースティックギター)につけられているガードです

特にこれといって得られる物がありませんでした…

続いて、Gibsonギターに取り付けてあるパーツにいってみましょう

パーツの中で特にコントロールノブはオリジナルかどうかを見分けるのにブラックライトが必要です

冒頭の写真の60年製ES-345です

ブラックライトを当てると

この写真のように緑がかった白光りをします

ライトの角度を変えてもう1枚

ストックしている83年のLeo’s Vintage Les Paulのノブです

はい、光りません

前回のHistoric Makeoversのノブは交換してなく、元々取り付けられた物を流用してますんでブラックライトを当てると

はい、光りません

ヴィンテージパーツしか光らないのではなく、クローンパーツに力を入れているメーカーの物は例外です

ストックしているMAX Les Paul Replicaです

インターネットには載せてませんので、弾いてみたい方はお店に来て下さい

めちゃくちゃええ音です

脱線しましたが、某有名ブランドの物が取り付けてあります

ブラックライトを当てると

光ってまうんです

では、どう見分けるかです

ノブを外してにおって下さい

本物は臭いです…

60年代のノブも見ていきましょう

まずは64年のSG Specialです

透明な部分が光ります

69年のLes Paul Deluxe Conversionです

SG Special同様、透明な部分が光ります

ストックしている50年代のパーツです

いつか売りに出すかもしれません

スピードノブです

分かりやすく光りますね

50年代のP-90と68年頃のP-90です

特にこれといって得られる物がありません…

気を取り直して、50年代のエスカッションとピックガードです

ピックアップカバー同様、特に得られる物がありませんでした…

これで終われないんで69年のLes Paul Customを使ってある事をお伝えします

まずクローズアップする部分はここ

ブラックライトを当てると

腕が当たって塗装が剥がれている事が分かります

続いて

切り替える際に手が当たってたんでしょうね

ネック裏です

ブラックビーム

ネック折れ(ナット裏付近)の確認をする時にブラックライトを使ったのが最初で、黒の塗装の物はブラックビームによってクッキリハッキリ塗装の下の杢部が見えてしまいます

折れてませんよ

折れてたら傷がハッキリと現れますからね

Gibsonギターでヘッドにシリアルの刻印がある物で、塗装が厚くて数字が読み取れない物もありますよね

69年のL-7Cのヘッド裏です

ここにブラックライトを当てると

ハッキリとシリアルナンバーが分かります

興味を持たれた方はブラックライトを購入してご自身のギターで試してみて下さい

nagase

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です