今回はFender Stratocasterのコントロールノブについて書いてみます
50年代〜70年代のコントロールノブのオリジナルかどうかを見極めるポイントがありまして、まずは写真を見てもらいましょう
これは1962年製のストラトです
数字の3の所の左下にちょこっとくぼんだ部分があります
プラモデルを作った事がある方はお分かりと思います
コントロールノブはプラッチックパーツで、プラモデルのパーツを切り離す箇所と同じ様に枠につながってます
そのつながった部分が数字の3の少し左下です。
若干のズレがあったとしても、だいたいが3の近くにあります
では、他の年式の物も確認してみましょう
1965年のStratocasterのノブです
トーンは少し分かりにくいですが、3の向かって左下です
ヴォリュームノブはハッキリと切った箇所が分かります
1973年のStratocasterのノブです
これも少し分かりにくいですが、ヴォリュームもトーンも3の少し左下にあります
1974年のStratocasterです
ヴォリュームは3の左下ですが、トーンは右下にあります
センターピックアップトーンのノブはヴォリューム同様の位置にあります
続いて、2003年に購入したFenderオフィシャルのリプレイスメントパーツのノブです
これも3の所で切られています
が、数字が刻まれた部分の角度が60度位で、オリジナルの45度位とは違うので、数字が大きく見えてしまってます
続いては97年製のMaster Gradeのノブです
形状はオリジナルに似ていますが、3の所に切った跡がありません
どこや?と回してみると
8の右下にありました
皆様もご自身でお持ちのストラトのノブを確認してみて下さい
ヴォンテージ物で3の左下になかったら交換してある事が分かりますよ
nagase