Diary

拝啓、Gibsonさん

前々から気になっていたけどスルーしたままの事があり、ちょっと調べてみようと思ったらドツボにハマってしまいました…

Gibsonアコースティックギターのブリッジについて

レクタンギュラーブリッジから1950年にアッパーベリーとよばれる形状に変更になり、1968年に反対向きのダウンベリーブリッジに変更になりました

なぜダウンベリーになったのか?完全にスルーしてました

書物やネットで検索した結果、スルーしてた点と点がつながりました

調べてみた事柄を私なりにまとめてみました

まず、ザックリとですが歴史を辿ってみます

Chicago Musical Instruments(以下CMI)は1944年にGibsonを買収し、Gibson社の親会社となります

CMIはGibsonのライバルブランドであり、Gibsonより名門で人気のあったEpiphone社を買収します

1969年にEcuadorian Company Ltd(以下ECL)という南米の複合企業がCMIを傘下におさめます

これによりGibsonの親会社はECLになります

親会社であるECLの意向によりGibsonギターの各モデルに変化が出だした時期が1968年です

Fenderも1965年にCBSが親会社になった事で、1964年末からCBSの意向によってトラディショナルロゴ、1965年11月中からラージヘッドに変わったという事と同じです

1973年、CMIとECLの合弁企業であるNORLIN Industriesが親会社となり、1974年にNorlin Musical Instruments(Norlin Industriesの楽器部門、Norlin Musical Industries以下NMI)が取り仕切る事になります

Norlinは、ECLのトップNortonさんとCMIのトップBerlinさんの名前を合わせた造語です

NMIは各音楽や楽器のブランドを買収しますが、ここではGibsonについて書きます

伝統あるGibsonブランドをより多くのユーザーに提供したいという事で、カラマズー工場に加え、1975年にナッシュビル工場での生産を開始しました

NMIの意向により、量産体勢となったGibsonギターやベースは質を落としたと言われる様になります

70年代に多くのモデルが登場するのはNMIが大きく関わっています

1973年にMoogを傘下におさめた事でGibsonとMoogの共同開発でRDギターが生まれたりするんですね

70年代は暗黒時代と言われますが、全部が全部悪い訳ではないと思ってます

多くの70年代のGibsonを扱って来て、個人的には70年代初頭のLes Paul Deluxeや70年代後期のES-335等、個体差があるんでしょうが当たりの物もありました

なぜダウンベリーに変わったのか?という単純な疑問がでしたが、調べ出したらあれやこれやと色んな事が分かりました

調べれば調べる程、頭が爆発するんやないか?っちゅう感じでした…

個人的な見解なので、どこか間違いがあったらすいません

知ってる人からすれば何て事ない内容ですが、知らなかった方の参考になればと思います

nagase

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