Gibson Les Paul Standard Replica再調整

2020年師走に突入しました

激動の年と言うんでしょうか?残り1ヶ月、気を抜かず対策を怠らずいきます!!

この数日、ヴィンテージギターの本物の音を初体験や新たに体験しに来てくれる若いお客さんに、王道ギターのストラトやレスポールを何本も弾き比べしていました

その中で題名のギターが不調…

弦アースが落ちないのでじっくりと調べてみました

スタッドを抜いてみたりバックキャビティーの中を色々細かくチェック

目視ではくっついている様に見えた部分の溶接がはずれていました…

このタイミングでネックやブリッジ周り、ピックアップの高さとアジャスタブルポールピース、電装部を細かく再調整しました

それにしてもこのギター、ほんまによくできています

オリジナルバーストと並べて見てもとにかく精密、限りなく近いです!!

【商品ページ】には”Faded Cherry SB”と表記しましたが、『Green Burst』なんですよね

退色したサンバーストカラー、ウェザーチェック等、ルックスは申し分なし!!

New P.A.F.ですが音もオリジナルP.A.F.を彷彿させてくれる素晴らしい音色です!!

是非、弾き比べて音を聞いてください!!

nagase

ショッピングクレジットローン24回まで無金利0%キャンペーン中!!

JACCSのショッピングクレジットローン、24回まで無金利0%キャンペーン中です!!(3万円以上)

期間は2020年9月末日までです

24回以上は最大120回まで分割支払い可能です

金利手数料は実質年率で80万円未満は4.4%、80万円以上で3.8%と低く設定しております(オリコ、アプラスの2社)

オンラインショップページの各商品ページでローンシミュレーション可能ですので、気になるギターやベースのページをチェックしてみてください

オンラインショップページは→【こちら】

nagase

NEW SLIP!! Stratocaster Type Blue Ice Metallic

本日は3日前に誕生したSLIP!! Stratocaster Typeの紹介です

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福岡店閉店のお知らせ

お客様各位

平素は格別の高配を賜り、暑く御礼申し上げます。

さてギタートライブ福岡店は楽器の販売を本店に統一し強化する為に誠に勝手ながら「令和2年6月30日」に閉店させていただきます。

7年にも渡る長い間ご愛顧に感謝するとともに、お客様各位の益々のご発展を祈願いたします。

また当店が経営する、NtoS Studiosは、インターネット環境を強化して更に快適にお使いいただけるよう、鋭意努力して継続して行く所存です。

今後ともどもご愛顧のほどよろしく申し上げます。

代表 井上貴雄

1972年製Stratocaster(サンバースト)を買います!!

終息祈願買取強化の第4弾です!!

1972年製Stratocaster(サンバースト)を買います!!

※福岡店の過去の写真を使用

当店のヴィンテージギター買取サイトに記載してる【Fenderのページ】に記載してある金額は、1972年1ストリングガイドは30万円〜となっておりますが10%を上乗せして33万円〜とさせていただきます

1972年2ストリングガイドは20万円〜となっておりますが25%UP25万円〜とさせていただきます

」としているのはコンディション等によって査定額が変わるからで、綺麗な物には高額査定金額をご提示させていただきます

%UPの条件としてはフレット、ナット、アームバー等の消耗品以外の部分がオリジナルパーツである事です(変更パーツの詳細はお問い合わせください)

お問い合わせは【こちら】からお願いいたします

ご連絡お待ちしております

nagase

NEW SLIP!! Telecaster Type 3 Tone SB

自粛ゴールデンウィークどうお過ごしでしょうか?

この記事を読んで少しでも自粛の時間経過に役立ってもらえればです

今回はNew SLIP!!を紹介します

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時短営業のお知らせ

新型コロナウイルス感染拡大防止の為、下記通り営業時間の変更をいたします

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サンバーストのStratocaster(Spaghetti-LOGO期)買います!!

前回の記事に続いて終息祈願買取強化の第二弾です!!

サンバーストのStratocaster(Spaghetti-LOGO期)買います!!

※写真のギターは過去に販売した物です

当店のヴィンテージギター買取サイトに記載してる【Fenderのページ】に明記している金額、スラブボードは160万円〜、ランドボードは120万円〜です。

「〜」としているのは年式の違いや仕様の違い、カスタムカラーやオリジナル度、コンディション等によって査定額が変わるからです

買取表には下記の4項目も明記しております

●カスタムカラー、レアな仕様の物は別途見積もりいたします。

●買取価格はエクセレントコンディション(10段階評価で8以上)、リフレット等の演奏向上以外の無改造での価格です。

●コンディションの良くない物、改造内容によっては査定額が下回る事もあります。

●演奏性と音が良い場合は査定額を上げさせていただきます。

お問い合わせは【こちら】からお願いいたします

ご連絡お待ちしております

nagase

Gibson Les Paul Junior Tobacco SB買います!!

GWが始まりましたが今は移動を控えて終息を待ちましょう

終息祈願買取強化します!!

Gibson 1950’s Les Paul Junior Tobacco SBを買わせていただきます

※写真は過去の在庫の物です

ズバリ50万円で買わせていただきます

オリジナル度が高くコンディションが良い物はプラス査定させていただきます

逆の場合はマイナス査定となりますが、できる限り下回らないようにさせていただこうと思っております

お問い合わせは【こちら】からお願いいたします

Les Paul Junior以外も1960年代のStratocaster(サンバースト)とTelecaster(Spaghetti-LOGO期)、Jazzmasterも確実に高く買わせていただきます!!

ご連絡お待ちしております

nagase

NEW SLIP!! Stratocaster Type Lake Placid Blue

連日の報道で不安になりますね

情報が毎日更新されるしデマも拡散されるんで何が正しいか?を見極めなくてはですし、何より感染予防もしっかりとしないとですね

そんな中、New SLIP!!の誕生です

今回のSLIP!!ギターは福岡店でオーダーをいただいた物です

元になったのは現在ストックしている【Fender 1965 Stratocaster Lake Placid Blue】です(以下1965LPB)

福岡店在庫時にこのクローンが欲しいという事でオーダーをいただきました

それではクローズアップして紹介させていただきます

まずはボディアップです

鮮やかなレイクプラシッドブルーカラーが映えます

ミニスイッチが2個ありますがこれはのちほど

指板はハカランダさんです

Fenderでは1965年頃にこの指板材に似た杢目のハカランダさんが何本も確認されます

ヘッド側からエンド側に向かって見ていきましょう

オプションの22フレット仕様です

1965LPBのクローンネックなんでもちろんラウンドボードです

メイプル材のつば出しの上に円状にハカランダさんを貼ってます

このハカランダさん、以前に捕獲した指板材なんです

その記事は【こちら】

続いてボディバックです

ネックはもちろん採寸して完全にクローン、全く同じ握り心地です

前回の【New SLIP!! Telecaster】でも紹介しましたが、カラーサンプルの写真です

同じ位置で撮影した写真を比較して見てください

Fender 1965 Stratocaster Lake Placid Blue

SLIP!! Stratocaster Type Lake Placid Blue

新旧の違い、55年間の経年変化、クリアコートの塗装焼けと色々ありますがほぼ一緒です

クリアコートが塗装焼けで黄色く変色したり青みが抜ければ完全に一致する予感がします

個人的にですがSLIP!!の方のLPBカラーが深みがあって好きかもです

一旦スルーしたミニスイッチですが、これはピックアップの配線を切り替えるスイッチです

内容はメモ用紙を見てください

この配線もオーダーでして、多種多様なサウンドを作り出せます

とはいえ、ビルダーの氏は相当悩まれたようです

お客様のニーズに応える事で私どもは良い勉強をさせていただけております

昨日、福岡店でオーダーいただいた方に無事納品できたとスタッフから連絡がありました

お客様には大変気に入っていただけたそうです

SLIP!! official siteは【こちら】

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NEW SLIP!! Telecaster Type Lake Placid Blue

ご無沙汰しております

今日は超西高東低の気圧配置で全国的に気温が下がってますね

暖かくしてお過ごしください

記事にするのを忘れていましたが、昨年末ギリギリに完成したSLIP!!を紹介いたします

 

Laka Placid Blueカラーとメイプル1Pネックという組み合わせです

では毎度の事クローズアップしていきましょう

まずはボディです

鮮やかなLake Placid Blueカラーが映えます

続いてネックです

分かる人にはもうお分かりと思います

全柾目のクォータソーンとよばれる木取りのネックです

ヘッドからネックエンドにかけて見ていきましょう

ここ最近に出来上がるギターはこの木取りですな

ボディバックです

当たり前ですがこちらも鮮やかなLakeカラーです

ネック裏は柾目の筋目が綺麗に縦に伸びてます

ブリッジピックアップはDimarzio DP389 Tone Zone Tというオーダー

シングルピックアップに変更できるようにSLIP!!オリジナルピックアップも付属です

今回の美しいレイクプラシッドブルーカラーは現在在庫しているFender 1965 Stratocaster Lake Placid Blueからトレースしました

カラーサンプルです

ボディに重ねて見てみます

オリジナルはトップのクリアコートが黄ばんでいて、カラーサンプルにはクリアコートを吹いていないなので若干明るく見えますが、クリアコートが黄ばめば同じカラーになるでしょう

生まれたての新品ですが生鳴りの音のデカさと振動の大きさは半端ないです

店頭サンプルとして15年近く前に作製し、散々弾かれたTelyと比較しても生後1日のギターの方が鳴るという、理解不能な出来事が起こりました…

カラーの変色、鳴りと音の成長が非常に楽しみなギターです

SLIP!! official siteは【こちら】

nagase

NEW SLIP!! Telecaster Type 2 Tone SB

今日で11月も終わり、明日から12月

今年も残すところ後1ヶ月になりますね

11月に入って徐々に気温が下がり、この数日は寒気が南下して日本中で気温が下がり真冬並みですな

暖かくしてお過ごしください

今回は昨日誕生したNEW SLIP!!を紹介します

2トーンのサンバーストカラーにメイプル1ピースネックという1950’sスタイル

まぁ1950年代のテレキャスターにサンバーストカラーはありません(実際には数本存在します)が、当時に新品であったとしたらこのギターのような感じやったんではないでしょうか?

ボディバックです

今回のカラーの元ネタはあえて伏せておきます

ビルダーの氏が持って来てくれて、ケースを開けた時にカラーリングよりネックに目がいって、思わず「おぉっ!!」と言ってまいました

この写真では分かりにくいんですが、このネックは全柾目(クォーターソーン)です

そのネックを紹介しているサイトのほぼ全てに「柾目の木材は希少でコストが高くなる」という内容が書かれています

では表面をヘッドから数カットずつ見てみましょう

ネック裏の全体像です

こちらも数カットずつ見ていきましょう

生まれたてにも関わらず生音の音量と振動の大きさは素晴らしいです

生まれたてなんで今が1番音が悪い状態です

弾けば弾くほど、アンプで鳴らせば鳴らせるほど音が良くなっていきますぜ

今回オーダーしていただいたお客様は、大阪発ギターロックバンド『The SHEEPS』のヴォーカル/ギターのまめ君

ちょうど2ヶ月前にThe Sheepsのベーシスト、ハネ君のSLIP!!が完成した記事を書いたんで、よろしければそっちもみてやってください

彼らのSLIP!!の成長もですが、バンドの成長も楽しみです!!

あ、そうそう

このテリー、3000gきってます

SLIP!!のギターやベースギターのオーダーをお考えの方の参考になれば幸いです

SLIP!! official siteはこちら→SLIP!! official

nagase

Gibson ギブソン レギュラーネックについて

寒気の影響で日本中寒くなりましたね

西高東低で今晩は更に冷え込むので暖かくしてお過ごしください

今回はGibsonのレギュラーネックと言われる物について少し書いてみます


Gibsonでは1965年中にナット幅が42.XXmm(XX=個体差)、ヘッド角度17度のレギュラーネックから、40.XXmm、ヘッド角度14度のナローネックに変更されます

以上

という訳ではなく、このナローネックに移行する中に段階があります

Gibson傘下で製作されたEpiphoneギターは、Gibsonブランドより1年近く前の1964年中(1963年製でも確認)にナローネックが採用されます

1965年のGibsonネックはどのタイミングでナローネックになったのかは定かではありませんが、「はい、明日からナローネックです」という、いきなりではありません

まずレギュラーネックの物で大阪店と福岡店にあるJ-45を写真で確認しましょう

まずは冒頭でも紹介した大阪店の物です

ナット幅は42.2mmです

ヘッド角度はそれまでとは変わらない17度です

続いて福岡店にある1本目です

ナット幅42.60mmです

ヘッド角度はこれまた同じく17度です

もう1本です

これも先ほどと同じくナット幅42.60mmです

次の写真をよくみて見て下さい

お分かりでしょうか?

分度器ないんで分かりにくいですがヘッド角度14度です

ナローネックへ移行するまでナット幅42.XXmmのレギュラーネックでもヘッド角度が14度の物が存在するんです

先述した1964年のEpiphoneのナローネックはヘッド角度が17度で、Gibsonブランドと時を同じくして14度に変わります

レギュラーネックとナローネックの違いを認識しておられる多くの方でも、14度角度のレギュラーネックの存在を知らない方が多いみたいなので、今回ブログ記事に書かせてもらいました

参考にしていただければ幸いです

nagase

SLIP!! Stratocaster Type owned by 山岸竜之介

立冬の節分を過ぎて気温も下がり日も短くなり、少しづつ冬の訪れを感じるようになりました

今回はメンテナンスから上がってきた、山岸竜之介君が所有するSLIP!! Stratocaster Typeをご紹介します

もう見るからにヴィンテージの貫禄です

記憶に新しいメディアではGuitar Magazine 2019年8月号で紹介されましたね

彼の愛機となっているギターをクローズアップしていきます

まずはピッキングによって剥がれたボディトップ

そして、腕が当たり続けた事で塗装のクリアコートが剥がれたコンター部

アームバーで削れた箇所とメッキが剥がれてサビついたアーム

竜之介君曰く「このアームに慣れたんでこのザラザラ感がないとしっくりこない」との事

指板材はブラジリアンローズウッド、通称:ハカランダです

ハカランダさんの柾目が〜

続いてボディバックです

こちらもバックル傷と呼ばれるような塗装の剥がれ方をしてます

サイドとの境目の外周も塗装が剥がれてボディバックもヴィンテージのルックス

佐瑠女神社のステッカー

メンテナンス完了の確認も含めて試奏動画を撮影しました

毎度の事iPhoneのカメラとマイクのみ、動画編集はフェードインとフェードアウトや文字入力のみで音声には一切手をつけておりません

短い動画ですが是非ご覧ください

いきなりですが、明日11月10日(日)に大阪梅田ライブサーキット umeda GROOVYROOMS Vol.3に出演するとの事です

来月には東名阪ツアーも決定しています

12/12 (木) @名古屋RADHALL
12/13 (金) @梅田Zeela
12/20 (金) @下北沢Garden

チケット情報はこちら

是非、このギターのサウンドを体感してください!!

■山岸竜之介Official WEB Site:https://www.ryunosuke-gt.com
■山岸竜之介Officia Twitter:https://twitter.com/ryunosukeguitar
■Instargram:https://www.instagram.com/ryunosukeguitar/?hl=ja

SLIP!! Guitars Official Siteはこちら

nagase

Fender Custom Telecasterのボディの厚み

11月の連休も明けて気温も徐々に下がってきましたが、今夜から強い寒気が流れて来るみたいですので暖の取れる服装でお過ごしください

過去にも書きましたが、スタンダードなTelecasterとCustom Telecasterではボディの厚みが違います

今回は年代の近い物で検証してみます

リペアで預かった過去に当店で販売した1971年 Custom telecasterです

Custom TelecasterはTelecasterに比べ、ボディの厚みが1/8インチ(3.175mm)薄いんです

個体差があったとして約3〜3.3mmが範囲内でしょうか

現在、在庫している1973年のテレキャスターはリフィニッシュですが、ウェザーチェックから見ると塗装の厚みはオリジナルフィニッシュとあまり差異はないと思います

いつも使用しているデジタルノギスっす

まずは73年 Telecasterの厚みを測ってみます

何度か測り直しましたが「45.6mm」です

71年 Custom Telecasterの厚みも測ってみます

こちらも何度か測り直しましたが「42.6mm」です

これらの個体での差はジャスト3mmという結果となりました

ではなぜ、カスタムテレがテレキャスに比べボディ厚が約3mmちょっと薄いのか?という事になりますが、これは書籍やネットに情報が出てないので明確な答えはありません…

私が推測する限りの個人の見解です

まずはアッシュ材とアルダー材の音の違いですが、共に明るくなる傾向がありますが、アルダー材よりはアッシュ材の方がより明るくタイトでスッキリしたニュアンスになります

ボディの大きさは変える事ができないので、厚みを薄くする事で音をタイトに寄せる狙いがあったんでしょう

それと、アッシュ材に比べてアルダー材の方が加工がしやすいという所も狙いの1つだったと思います

ストラトキャスターがアッシュ材からアルダー材に変わったのも、音より加工のメリット(コンター加工)が大きかったからです

カステレはボディのトップとバックにバインディングがあるので、この作業もアッシュ材よりアルダーが選ばれた理由の1つと思います

当時の流行音楽の時代背景や、ユーザーの要望やレオ・フェンダーさんがローズウッド指板へ着眼した事等モロモロあるので、真相はどうか分かりませんが、材の変更理由の割合が大きいかと思います

nagase

コンデンサを変える事で音のレンジを広げる

2019年11月に突入して今年も残す所あと2ヶ月

まぁ月日が流れるのはほんと〜に早いもんですな

今日はトーンポットに付いてるコンデンサを交換した内容の記事です

コンデンサを交換する事でギターの音色の変化、レンジの幅が変わる事はご存知の通りです

コンデンサを交換した内容は過去にも記事に書きました

その内容を見たい方はこちら


今回は河内REDSのギタリスト、マサチカ君の愛機のコンデンサ交換です

彼がメインで使用するSGでこのギターをMarshallへダイレクトインというスタイル

音の事で相談している所、うちにも話が回って来ました

色々話した結果、安価で済んでレンジの幅を大きく広げるというところで今回は落ち着きました

その他、ナット交換やすり合わせもやりましたがそれはまた別の話

今回用意したのはSprague Orange Drop 0.03μF 600Vです

まずは交換前に現在の音を耳に残しておく為にしばしサウンドチェック

そしてコントロールキャビティ内をチェック

デジャブかっ!?

お〜い、コンデンサよ〜

オメェこんな所にいたんかぁ〜、オラ分かんなかったぞぉ

米粒大のコンデンサにはお引取り願いました

続いて用意したコンデンサを準備

SGのキャビティはボディが薄い事もあって、ギリギリのポジションを見つけて取り付けます

んで、落ち着いたのがこの絵

トーンコントロールが可能な事を確認してからサウンドチェック

案の定、音のレンジの幅は広がった事は一目瞭然

心なしか音量も大きくなったように聞こえるのは、実際に音量が上がった事とレンジの幅が広がった為でしょう

GibsonではなくFenderのヴィンテージギターにこのオレンジドロップ(ファラット数はモデルに合わせた物を選んでください)を取り付けると、恐ろしいくらい音のレンジ幅が広がります

気になられた方は是非試して見てください

河内REDS official siteはこちら

河内REDS official Twitterはこちら

nagase

Stratocasterのフローティング微調整

ご無沙汰してます

毎度の事、ブログを放置してるつもりはないと言いながら投稿できてません…

今回はタイトルに書いた通り、トレモロのフローティングについて書いてみます


先日、ストックしてるLake Placid Blueのストラト3本を弾き比べしてる時に違和感を感じてチェックしました

写真の1965年製はグレイボビンP.Uなんで1962年のブラックボビンより「低音が軽い」という認識でいたんですがピックアップだけの差ではなかったんです

トレモロユニットやイナーシャルブロックを注意深くチェックすると、フローティング状態になっていました

スプリングが緩んで張力が弱くなった可能性もありますが、元々分からないレベルで浮いてたんやと思います

まずはトレモロブリッジを横から見てみましょう

ブリッジプレートとボディトップ面にほんの少し隙間があります

続いてイナーシャルブロックを見てみましょう

赤丸で囲んだ所に隙間があり、ブロックとボディが密着してません

ブロックとボディの接着面を目を凝らして見ながら照明の光が差し込むようにしてみると、明らかに隙間がありました

スプリングホルダーのネジを締めながらアーミングの可変幅を確認しつつ微調整していきます

イナーシャルブロックとボディが密着しながらもアーミング可能な位置にしました

もちろん、チューニングが大きく狂わない事が大前提です

ブロックとボディの隙間がないかを確認

さっきまであった隙間はなくなった事が分かります

続いてブリッジプレートとボディトップ面です

分かりにくいんですがほぼ密着してるんです

拡大して接写したんで隙間があるように見えるんです

完全に密着させるとアーミングした際にチューニングが狂うズレが広がるんで、ほんの少しだけ隙間をあけます

最近のセッティングではコピー用紙1枚分がベストに近いです

続いて、フローティングで浮いていた分下がったんで、各サドルを上げてから倍音をチェックしながらのサドル調整です

1弦から順に原音を無視しながら倍音だけを聴きながら調整を続けていきましたが、4弦で一旦ストップです

サドルのイモネジがバカになってて回りません…という事で交換です

6弦も片方が回らないんで交換です

サドルとイモネジは錆びやすいんでこまめにチェックしましょう

サドルとイモネジが錆びに錆びて固着したらおしまいなんで、イモネジは消耗品と考えて定期的に交換しても良いです

再度4〜6弦を調整し直し、ピックアップのバランスも再調整

イナーシャルブロックとボディがほぼ密着した事によって、低音の割合が増して底から鳴るようになりました

1度お試しください

自分でやるのは〜…な方は是非お持ちください

nagase

New SLIP!! Jazz Bass Type Inca Silver Block & Bound Neck

本日で9月も終わりますね

明日から10月、増税に目が行きがちですが今年も残すところ3ヶ月ですよ

ほんま早いもんですね

そんな9月の末日、New SLIP!!を納品しました

今回ご紹介するNew SLIP!!はJazz Bassタイプです

Inca Silverカラーにべっ甲ピックガード、ブロックインレイにバインディングネック

とにかくシュッとしてます

毎度の事ですが、クローズアップして見ていきましょう

まずはボディアップ

店内照明等の反射で暖色感のある色合いになってます

少し濃い色合いのカラーオーダーやったんでそう見えなくもありませんがね

コントロール部はマスターVOL. 、ネックP.U VOL. / ブリッジP.U VOL. (スタックノブ)、マスターTONE。

ピックガードはU.S.A.から取り寄せたセルロイド材の物です

匂うとちょっとクサいです…

続いてネックにいってみましょう

ブロックインレイにバインディングネック(共にオプションオーダー)は豪華なイメージですがクールですね

カッコイイです

指板はインディアンローズウッド材です

過去にも同じ木材を使用したストラトタイプを紹介させてもらいました

言わなきゃ分からないと思うレベルです

皆さんがご存知のインドローズと見比べて欲しいですね

ヘッド側からネックエンドにかけて見てみましょう

続いてボディバックへ行ってみましょう

表面同様に照明等の反射で暖色感のある色合いになってます

ネックにいってみましょう

初見で木取りの杢目に目が行きましたが、このネックにはトラが隠れてます

うっすらとしたトラ杢が角度によって見えたり隠れたりします

ネックシェイプは現在在庫中のFender 1977 Jazz Bassを採寸したシェイプを採用しました

今回のネックはネック中心部が板目、両サイドが柾目という木取りです

4弦側

1弦側

このブログを読んでいただいている方はお分かりでしょうが、今回は追い柾目ではありません

しかし、ビルダーの氏曰く「今回のネックはカチッとしててロッドがガチっと決まる」との事

何のこっちゃ?

まぁ、ネック命で製作する方なんで自画自賛的に良いって事をおっしゃってはるんで良いネックっちゅう事ですな

トラは薄いながらしたたかにネック全体にいます

そして毎度の事ですが、これが生まれたて?っちゅうくらい強烈な振動、新品か?っちゅう音です

今が1番音が悪い(んではないですが)状態で、弾く事でどんどん良くなっていきます

今回オーダーしていただいたお客様は大阪発ギターロックバンド『The SHEEPS』のベーシスト、ハネ君

ガンガンに弾いてやってくださいな

今後の成長が楽しみです!!

SLIP!!のギターやベースギターのオーダーをお考えの方の参考になれば幸いです

SLIP!! official siteはこちら→SLIP!! official Site

nagase

Ibanez TS808 GUITAR TRIBE Modified Type:3入荷

好評いただいているGUITAR TRIBE ModifiedのIbanez TS808 Type:3ですが、長らく改造作業が止まっていたましたが、今月中旬から再開して本日残りの7台を入荷しました!!

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山岸竜之介君によるヴィンテージギター&アンプのデモ演奏

山岸竜之介君によるヴィンテージギター&アンプのデモ演奏です

令和元年の今年に成人を迎えたばかりで、今後は10代とは違う魅力を見せてくれる事に期待です!!

今回は2本のギターを、それぞれFenderの名器のアンプを使い、極上のサウンドを聞かせてくれます

もちろん、そのプレイも必聴です!!

動画1本目はFender 1958 Telecaster 1953 Parts Mod.Fender 1959 Tweed Bassmanの組み合わせです

続いて2本目はGibson 1967 ES-355TDSVFender 1966 Super Reverb Ampです

竜之介君のスライドプレイにご注目あれ

成人を迎えた20代、今まで以上の躍進を期待します!!
皆さんも竜之介君の応援をよろしくです!!

■山岸竜之介Official WEB Site:https://www.ryunosuke-gt.com
■山岸竜之介Officia Twitter:https://twitter.com/ryunosukeguitar
■Instargram:https://www.instagram.com/ryunosukegu…
■LIFE IS GROOVE Official Site:https://www.lifeisgroove.com

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