Gibson 1965 Firebird III Non-Reverse Polaris White Refinish 入荷

久しぶりに60年代のGibsonギターです。
Firebird III Non-Reverseです。
Refinishでホワイト (オリジナルやとPolaris White) に塗り替えられとりますが、
めちゃくちゃ雰囲気があります。

ネックはリセットされていますが、より角度を付けてセットしたおかげで、
テンションが上がり生鳴りの音量が大きいです。
Firebirdはブリッジからペグまでの距離が長い為、
弦のテンションはかなり弱いんです。
板バネ自体チューニングの安定しないアームユニットです。
シャーラー製のペグ、チューンOマチックブリッジで少しは改善されております。
ピックアップ、アッセンブリーはオリジナルなんで所謂 “For Player” なギターですな。
P-90の芯のある太い音は絶対必要でしょ。
ReverseボディだったモデルがなぜNon-Reverseになったか、
Non-Reverseにまつわるエトセトラが面白いです。
Fender社が、「おたくのそのギター、うちのんに (JazzmasterやJagar) 形似てんねんけど。」
というのが事の発端です。
「ちょいとやめてもらわんと出る所出まっせ。」
そう言われたもんやからGibson社側は「えらいすいません、形変えますわ」
で、できたのがこのNon-Reverseです。


より形が似てしまい数年後消える事となりました。
Non-Reverseのシェイプはストラップでかまえた時にバランスが良いです。
そしてやっぱり雰囲気あります。

nagase

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