Fender Telecaster Thinlineハイパス化

今回はテレキャスターシンラインのハイパス化です

シンラインに限らず、ヴィンテージのテレキャスターはハイパス仕様にはなってません

カレント配線(フロント/ミックス/リア)もオリジナルの仕様ではありませんしね

当店在庫の73年製Thinlineを購入していただいたお客様の要望で、ハイパス仕様へ

パワーのある音が欲しいけど、コードをアルペジオで鳴らす時にそのパワーが少し邪魔と

ハムバッカーピックアップなので、シングルコイルの物に比べ確かにパワーがありますね

なので、こちらからハイパスを提案しました

ハイパスって何?という方へ

簡単に言うと、ヴォリュームを絞っても高域の音量は減らない(減りにくい)仕様です

では作業に入っていきます

まずはピックガードをはずします

配線を確認

んで、今回用意したコンデンサは103という表記のある物です

103=0.01μFです

ハムバッカーピックアップでパワーがあるんで、102=0.001μFより数値の多い103を選びました

数値が大きいと低音のカットが大きくなります

数値と関しては以前書いた記事に詳しく書いたんで読んでみて下さい

コンデンサをヴォリュームポットの装着

ピックガードを閉じてアンプで確認

狙い通り低音を、102より多くカットする事に成功しました

お客さんも満足していただきました

nagase

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