… ????
なんじゃそりゃ!
そんなもん存在しないでしょ!
いや有るんですよ
此処に
(長いので読まなくていいです、オチもひどいです)
少し前友人のプロギタリストが持ってるというので、絶対にリフィニッシュか1978年以降ですと答えたのですが。
縁があって当店にお譲り頂ける事になり
受け渡しは、梅田のかなり暗いバーだったのですが、んんん〜 暗い間接照明の下でも分かるオリジナルフィニッシュ感。
これ、見たことも聞いたこともない。
ギター屋を21年その中でヴィンテージギター専門で18年やっていてGibsonのLes Paulで見たことない物があるなんて嫌〜な危機感を味わいました。
とりあえず67年からのLes Paulのリィシューに関する英文資料を全部ひっくり返しましたが、まぁ載ってないです。
マホガニーの3ピースネックなので74年以前なのは決定なのですが、Ebony(black)が採用されるのが76年以降なんです。
セカンドシリアルも無く、シリアルナンバーも残っているのでリフィニッシュでもファクトリーリフでも無く最初から真っ黒です。
シリアルナンバーとネックのボリュートがほぼ出ていないので70年です。
オーダーカスタムカラー説も考えたのですがLes Paul Deluxe の発表と同時になんでカスタムカラーやねんと思い直し(実際に72年からは様々な色がございます)
1968年当時はLes Paul standardはゴールドのみでは無くイレギュラーでサンバーストが8本有りました。
Les Paul Deluxe も69年後期発売当初はゴールドのみだったのですが、別のラインでLes Paul custom が絶賛製作中でした。
deluxeも黒く塗ってみない?とデザイン決めの試作品で塗ってみたのがこのギターです。
と私が勝手に結論を出しました。
もうそれでいいです。
頭痛いです。
擦り合わせと、ネック調整、ピッチ調整、ピックアップの位置決めしました。
素晴らしい!
ルックスに勝るロックサウンド。
この音は以前扱った69年のファーストロットのdeluxeと同じ感じ。70’s中期とは格段の差です。
なにより黒い分ロックに感じる。←(サゲ今風に言うとオチ)
長文失礼しました。
takao