本日は、先日入荷した「Fender 1971 Jazz Bass Refinish Metallic Green」について
書きます。
Guitar Tribe ホームページの商品説明にも書いておりますが、
もう少し細かく、もう少しフランクに書いてみようと思います。
ギタリストなんでベースを専門的に表現はできませんが…
トラスロッドの修正、それに伴うネック裏とボディリフィニッシュ、
電装部は全てオリジナルというJazz Bass。
修正の際にネックデータは消されています。
リアP.Uのデータから71年の中期、6月頃と分かります。
生鳴りの音量が大きい!!
ヘッドの先からボディのケツ(なぜか弦楽器ではこんな表現が多用されます…)まで
鳴っていて振動が大きくなかなか止まりません。
鳴り方が隣の64年Dakota RedやCandy Apple Redに近いです。
アンプからの出音はグレイボビンの66年以降の物に近い感じがします。
フロントのVol.を9前後にして音色が変わる頃合いにしてみると、
アンサンブルに埋もれないJazz Bassらしい突出したトーンに感動を覚えますな。
反対隣の71年3 Tone SBに比べてよりテンション感があり、トレブリーなトーンです。
ゴリゴリとしてはいません。
まだマイルドな感じです。
71年前後にはこのJazz Bassの様に濃いローズ指板の物が混在していますが、
薄い物に比べやはり濃い物の方が音に粘りが出て立ち上がりが速いです。
リフィニッシュ物なんでお好きな色に塗り替えて頂いても価値的には変わりません。
ギターが専門ながら年に数本、欲しくなるベースに当たる事があります。
これです。
nagase