8月に突入しました。
6月の異例の猛暑があった為か、それ程暑く感じないのは私だけでしょうか?
本日はFender 1965 Telecaster Leftyです。
ヴィンテージギターの左利きはレアカラーよりも数の少ない希少品です。
リフィニッシュやデカール貼り変えがある為に安く提供できるも嬉しい事ですな。
分解して内部を色々調べていましたが、ピックアップ等のアッセンブリーはオリジナル。
消耗品のフレットやナットは交換してあります。
ピンホールの位置から60年代中期頃のボディである事は間違いありません。
謎のピンホールが数カ所ありますが、これもレフティー仕様の何かなんでしょうか?
キャビティー内にはスタンダードカラーのブロンドフィニッシュが残っていたり、
この当時の杢部の断面の処理が見えます。
ブロンド→赤系→サンバーストという経緯で塗り替えられています。
この回数の割にはボディの形は変わっていないので丁寧に作業されたんでしょうね。
驚いたのはブリッジプレートを裏返して角を切って反対に曲げている所です。
どないして加工するのやら…
左利きなのでちゃんと弾けませんが、コードを押さえてかき鳴らすと張りのある生鳴りが気持ち良いです。
歯切れが良いリアやウォームで太いフロントは正にヴィンテージサウンド。
前述通り、リフやリロゴだからこの値段でご提供できます。
オリジナルなれば帯を締めた諭吉さんのいち集団が必要です。
nagase