ご無沙汰してます
かなり長い間何も書いておりませんでしたが、本日はNEW SLIP!!を紹介します
今月に入ってすぐの頃に誕生したSLIP!! Stratocaster Typeです
このギターの元ネタは当店にある1962年製Stratocaster Lake Pracid Blueのレプリカなんです。
カラーはトップのクリアコートが黄ばんだ塗装焼けをしてグリーンがかった色合いになったLake Pracid Blueを再現
3プライホワイトのピックガードを採用
指板材はオプションのハカランダさんを採用
クローズアップして見てみましょう
この辺の杢目はなかなか良いですな
ヴィンテージサイズフレットにクレイドットのポジションマーク
ピックアップはJUN TONE PICKUPSのカスタムモデルを採用
ボディバックを見てみましょう
コンター側が影になってしまったのでその部分をクローズアップ
深く上下(左右?)に長く伸びたコンターは当時のヴィンテージストラトと同じで、自然と体にフィットします
ギターの命、製作者の氏が特にこだわるネックも見てみましょう
追い柾目の木取りです
このブログを読んでいただいている方はご存知かと思いますので、説明は割愛させていただきます
太い弦側が追い柾目なので反対側は板目です
ネックの塗装は薄く2回ニトロセルロースラッカーを吹いているので、杢肌を感じれる触り心地です
完成後の検品で生鳴りとアンプからの出音を確認しますが、毎回同じ意見で申し訳ございません
生まれたてのギターでギャン鳴りです
今回のギターは.009〜.042の弦でセットアップでしたので、単純に細いので生鳴りは.010〜.046に比べて少し弱いんですが、テンション感が弱くなったのでアンプを通した時の弦の暴れ方が増したストラトサウンドでした
お気づきの方もおられるかと思いますが、このスペックのSLIP!!は冒頭に申し上げた1962年製Stratocasterのレプリカのレプリカで、若手ブルースロックギタリストの同道君がオーダーしてくれたSLIP!!のレプリカです
オーダーいただいたのは彼の生徒さんの方です
オーダーいただいてから長い間待っていただきましたが、納品後、ギターの感想を長文のメールで送っていただき、気に入っていただけて嬉しい限りです
既にTwitterの方にオリジナル(?レプリカなのに)と並べた写真が投稿されています
オリジナル(?レプリカやってば)に追いつけ追い越せで今後の成長が楽しみですね
nagase