今回はGibson 1965 J-45 ADJ Cherry SBのご紹介。
62年から採用されたチェリーサンバーストフィニッシュが美しいです。
退色も少なく奇麗なカラーが残っています。
65年頃にナット幅が40mm、ヘッド角度が14度に変更になったナローネック仕様。
レギュラーグリップに比べ細く握りやすくなりますがこれは好みですな。
アジャスタブルサドルの物はそれ以前のブリッジの物に比べ、線が細く鳴りきらないイメージですがこのギターはそれを払拭してくれました。
Gibsonアコースティックギターの音の表現として多用される「乾いた」「枯れた」、そのニュアンスは勿論ですが、倍音量が半端なく多いのでふくよかな暖かみが加味された極上サウンドです。
個人的には50年代までのストレートブリッジスタイルの物が好きで、アジャスタブルの物とは別物と思っていましたが、このJ-45はその考えを180度変えてくれました。
こんなに鳴りまくってええのか?
何でこないに倍音が半端ないねん?
という無限ループに陥りました…
考えても仕方がないので5秒程で抜け出しました。
このJ-45は自信を持ってオススメできます!!
nagase