■■■この記事はGUITAR TRIBE FUKUOKAのfacebookページに掲載したものを引用してご紹介致します。■■■
今回は1981年製のFlying Vをクローズアップします。
ご存知の方も多いかと思いますがFlying Vについて軽く触れておきましょう。
オリジナルFlying Vは1958〜1959年に98本のみ製作されました。
当時では奇抜なデザインのルックスだった為か、人気に火がつく事なくわずか2年で終了。
その後、66年から製作が開始され70年まで1st Reissueとして、75年から2nd Reissueとして再発が繰り返されました。
本機は2nd Reissueの流れを汲む80年代の3rd Versionです。
ピックアップマウント用のエスカッションが増設してありますが、何となく違和感がないのは私だけでしょうか?
オールマホガニー材のナチュラルカラー。
しかしネックとボディの材質の種類が異なってるんです。
そういえば前に同じギターを扱った事があるのを思い出しました。
ボディはアフリカンマホガニー、ネックはホンジュラスマホガニーという組み合わせ。
明らかにネックとボディの杢目が違います。
このVはそれに極めてそれに似ています。
66〜67年にはマホガニー材が切り替わる時期なのでよくある事ですが、81年にそれがあるのか?
くまなく目を凝らして見れば見る程マホガニーの種類が違います。
続いては音についてですが、ありきたりですみません。
『音が良い』んです。
商品ページにも書きましたが引用します。
【抜群の音抜け、倍音量の豊かさ、レスポンスの速さ、細かなニュアンスを包み隠さずダイレクトに出音してくれます。】
軽快ながら芯が太い。
軽快ながらマホガニー材の濃厚さがある。
何とも不思議な音色です。
本当に良い音です。
私事ですが恐縮なんですが、個人的にVは大好きなのになぜか1度も手にした事がないんです。
このVは「欲しい」と思えるレベルです。
是非、手に取って音を出してみて下さい。
分かって頂けます。
http://www.guitar-tribe.com/stock_list/solid/160417Gibson81FlyingVNat/1.html
nagase