■■■この記事はGUITAR TRIBE FUKUOKAのfacebookページに掲載したものを引用してご紹介致します。■■■
いつもGUITAR TRIBE FUKUOKAのfacebookページをチェックして頂いてありがとうございます。
今までは本日のピックアップギターとして写真と当店ホームページの商品ページのリンクを貼らせて頂いておりましたが、今回より私の主観ですがコメントを付け加えさせて頂きます。
長くなるのか短く終わるのか分かりませんが、お時間のある方は最後までお付き合い下さい。
今回紹介するのはES-335リイシューの初年度の個体です。
1982年からリリースされるモデルですが、製作は1981年に行なわれた個体を何本か見た事があり、このギターもそれにあたります。
ここで一旦脱線しますが、1982年にGibsonに限らずFenderもリイシューシリーズを発売しました。
シリーズに限らず、最初にリリースするモデルの個体が良くないと後に続かないというのが世の常ですよね。
製作するビルダーは特に注意して材を選び丁寧に作り上げていきます。
それを手にしたユーザーが良いと評価する事で人気が出て後のシリーズが続いていきます。
勿論、初年度のモデルにプレミアムがつくのもこういう事があってです。
ではでは、この335ですが、作りの丁寧さも去る事ながら、しっかりとしたシェイプに目が行ってしまいます。
ちゃんとミッキーマウスイヤーなんです。
63〜64年頃に角のシェイプが細くなり、それ以降細いままなんです。
このシェイプは335ファンにはありがたいですね。
ネックシェイプもレギュラーネック、60年代前期の形状にとても似ています。
ネックは3ピースマホガニーですがこれは80年からの仕様をそのまま採用した様です。
次に音なんですが、『本当に良い335の音』という一言に尽きます。
セットネックのギターというのは、作り方が分かっていても組み立ててからでないと音が良い、悪いの判別はできないという話をビルダーの方から聞きます。
材によって個体差が生じる事がある以外にも、ネックとボディ、その他のパーツ類の相性がうまくいかないと良い楽器にはならないんですね。
ですので、この335は奇跡の組み合わせによって生まれた、【本当の楽器】です。
実際に音が良くてしばらく、いえ、ずっと弾いていました。
弾けば弾く程音色を変えフレーズを変えを繰り返して堪能してしまいました。
『本当に良い音のES-335』をお探しの方、このギターは自信を持ってお勧めさせて頂きます!!
http://www.guitar-tribe.com/stock_list/hollow/160416Gibson81ES335CH/1.html
長文、最後まで読んで頂いてありがとうございます。
明日も他のギターをクローズアップして書かせて頂きます。
nagase