1972年製、Les Paul Custom。

パーツ類の交換や杢部の加工が施されたプレイヤーズヴィンテージギター。

シリアルナンバー(957206)から文献によると1970-1972年となっていますが、Gibsonロゴの形状が1972年以降に多く見られる物と同じなので年式の断定をしました。

交換パーツはペグ(旧西ドイツ時のSchaller製)、ナット、フレット、ピックガード、ブリッジ、テイルピース、テイルピーススタッド、コントロールノブ、ピックアップカバー取り外し(欠損)、エスカッション。

ブリッジスタッドとテイルピースアンカーはオリジナルのゴールドの物を使用。

ペグ交換によって開いたネジ穴を塞ぎ、ヒールカットとボディバックにコンター加工が施さており、加工した部分は着色してあり、その上からギター全体にクリアオーバーラッカーフィニッシュしてあります。

ピックアップトップ面にも塗装が吹かれています。(吹き付けられた経緯を推測しましたが結論が出ませんでした。)

前オーナーが30年近く使用していなかったという事で目立った傷はなく綺麗なコンディションをキープしています。

トラスロッドには充分な余裕がありネックは現状でまっすぐです。

打ち変えられたフレットの減りはほとんどなく充分な山の高さが残っています。

生鳴りの振動と音量は大きく、国産チューンオーマチックブリッジに交換されていてもGibsonソリッドギターらしい鳴りは健在。

クリアかつ音抜けが良く、倍音もサスティーンも申し分ありません。

クリーンから重厚な歪みサウンドまで網羅できる1本です。

交換パーツ多数、杢部の加工がありますがプレイヤーズヴィンテージギターとしてガンガンに使用できます。

付属品は写真にある物が全てです。

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