1972年製のネック、アッセンブリー、パーツと1975年頃のボディを組み合わせたStratocaster。
ワンストリングスガイドのネック、トレモロユニットはアーム挿入穴が底部から見えない初期型、1972年09周目のピックアップデータ(8092)、1971年(1377112)と1972年(1377230)のトーンポットから、ボディ以外は1972年の初期の物で間違いありません。
ボディはアルダー材が使用されており、アルダー材とアッシュ材が混在する1975年の可能性が濃厚です。
トレモロユニットの位置は年式違いの為、ネジ穴を埋めて正しい位置に装着できるように修正してあります。
ヴォリュームポット(CTS2006年製)、フレット、ナット、5wayセレクタースイッチは交換してあります。
ヘッド側の突出したブレッドナットは充分な長さが残っている事から、トラスロッドには充分な余裕がありネックは現状でまっすぐです。
打ち変えられたフレットには減りがほとんどなく充分な高さが残っています。
1969年からポリエステル塗装に変更になっていますが、ネック裏の塗装の禿げ方から弾き込まれた事がよく分かります。
弾き込まれた事でもそうですが、ネック強度がとても強いので生鳴りの音量と振動は大きいです。
マイクロティルトでネックの仕込み角度を調整してあり、ネックとボディの間に少し隙間があるにも関わらずボディへの振動が充分に伝わっています。
この時期特有のややトレブリーな音質ですが、王道のストラトサウンドは健在。
音の芯は太く突き抜ける音抜けの良さ、レスポンスは速く倍音の豊かさ、サスティーンの伸びも申し分なしです。
各ポジションのピックアップサウンドや2種類のハーフトーンのどれも個性が分かれていて使える音色です。
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