1964/1965年製、Jaguar。
カスタムカラーCandy Apple Red(金の上のシースルーレッド)が退色してオレンジがかった色合いが絶妙な風格を醸し出しています。
カスタムカラーの中でCandy Apple RedのみDupontの塗料を使っていなかった為、シースルーレッドの色が定まっておらずこの個体のように退色前の赤みが薄い個体もあります。(過去に同類色の物を在庫しました)
ネックは1964年のクレイドット期(スタンプのインクは薄いですが7月を確認)とポット類が1965年を組み合わせてありますが、コードナンバーがネックとボディ共にあるのでFenderオリジナルフィニッシュで間違いありません。
ポット類、スイッチ類は交換してありますがオリジナル付属、ナット、アームバー、ミュート用ウレタンクッションも交換してあります。
ジャガー専用のボディガードが付属しており、ボディサイドに当たるスポンジクッションは剥がされていますが、割れやすく機能しない物も少なくない中、良好なコンディションを保っています。
3,800gを超えたり4kgに近い個体も多い1965年頃にして3,600gと軽量です。
トラスロッドには充分すぎる余裕がありネックは現状でまっすぐです。
オリジナルフレット(バンジョーギター等に使用される細く高さがそれほどない物)は所々減りがあるものの、8割以上のたまの高さが残っています。
ジャガーやジャズマスターはフローティング・トレモロユニットとフローティング・ブリッジですので、テレキャスターやストラトキャスターの様にしっかりとした生鳴りではありませんが、この個体はそれに関わらずよく鳴っている部類に入ります。
アンプを通した際の音色はとにかく音の芯が太く音抜けは抜群で、生鳴りからは想像できない音の良さが際立ちます。
倍音量の豊かさとサスティーンも申し分なく、音の迫力に驚くばかりです。
弾いて体感していただければ確実に分かっていただけます。
付属品は写真にある物が全てです。
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