1956年製ボディとアッセンブリー、1958年製ネックを組み合わせたStratocaster。
ネックデータは1958年6月、ボディは1956年8月のデータが記されています。
ボディは何度(2回と推測)か塗装を塗り替えられ、その際に杢部をスライスしてあり少々薄く、全体のシェイプがスリムになっています。(アルダー材)
塗装はラッカーですが、少し厚く塗ってある事と、2回の塗り直しによってボディ各所に見られるピンホールと治具穴を埋めた跡が確認できません。
ネックは指板をスライスして緩やかなRに変更してあります。(ブランドロゴはオリジナル、ネックプレートは1958年のシリアルナンバー)
3、4弦にストリングガイドを増設したネジ穴は埋めてあります。
ピックアップは炭素によるリード線の黒ずみの汚れ、Nトップポールピースから製造年はボディとネックと同じく1950年代の物と判断。
ポットは3個共に1993年製のCTS 250kΩに、コンデンサは1961年以降の物に、セレクタースイッチは1993年製のCRLの5Wayの物に、ペグはKluson製のリイシューの物に交換。
トラスロッドには充分な余裕がありネックは現状でまっすぐです。
トラスロッドナットの指板側は穴が広がっていますが、演奏上問題はありません。(ネックを外さずにロッド調整をした際に削れたと推測)
フレットはジャンボサイズの物に打ち替えてあり、所々減りは見られるものの充分な山の高さが残っています。
先に述べた改造内容は、弾いて音を出せば目を瞑ってもお釣りがくる程の、これぞストラトキャスターだ!!と言える素晴らしい音色を聴かせてくれます。
ストラトキャスターが完成したと言われる1950年代中期から後期にかけての『黄金期のサウンド』と言ってなんの問題もありません!!
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