1981年製、Heritage Series Les Paul Standard 80。
Les Paul Kalamazooからの流れを汲み、Reissueシリーズへと繋がる1980年初頭のHeritageシリーズ。
チェリーサンバーストとゴールドトップ(少数生産)、そして本機のハニーサンバーストがラインナップされ、CHSBが大半の中HSBはそれよりも少ないカラーです。
トップのメイプル材には淡いフレイム杢があり、写真ではうまく写せませんでしたが、角度やメイプル材に入り込む光量によってはギラっとした杢目を浮かび上がらせてくれます。
このシリーズでは4kg半ば〜後半の重量の物が多く、4kg前半の個体は希少です。(4,238g)
マウントネジ数本、ピックアップセレクターノブ交換、ピックアップセレクターへの波線のコールド線がキャビティ金属パーツハンダ付けした配線とアース処理改造がある以外はオリジナルをキープ。
ジャックプレートが、シールドプラグを刺した状態で何かに当たっったのか?変形しており、ジャックパーツも相応にダメージを受けて接触具合によってはノイズが発生します。
オリジナルのパーツですので、オリジナル度を尊重してそのままの状態にしております。
ブリッジピックアップにはシールにスタンプされた物が貼られており、剥がれた部分から完全に剥がさずに確認したところ、刻印ナンバードの上に『393 1180』のスタンプがありました。
ブリッジピックアップには本来『138 1180』とスタンプがあるはずなので、間違った数字をプレートにスタンプしたのでシールを貼って対応したと推測できます。
トラスロッドには充分な余裕があり、ネックは現状でまっすぐです。
オリジナルのフレットは擦り合わせ調整が行われたのか、7割程度の山の高さが残っています。
ネック強度の強さが生鳴りの音量と振動の強さをボディへ充分に伝え、ギター全体がよく鳴っています。
Heritageシリーズに採用されたTim Shaw P.A.F.(ニューP.A.F.とも呼ばれる)は、オリジナルP.A.F.を彷彿とさせてくれるクリアなハムバッカーサウンドを聞かせてくれます。
音抜けは勿論、引き締まった低域〜中低域と透明度のある中高域〜高域、ギターの持つ倍音の豊かさを余す事なく出力してくれます。
本当にジャンルを問わずに使える、とにかく音を出して体感してほしいと心の底から思えるレスポールギターです。
付属品は写真にある物が全てです。
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